プロポーション注入工法

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二重管複合注入工法
・プロポーション注入工法

プロポーション注入工法とは、pH によりゲルタイムが変動するというシリカゾルの特性を応用し、 A 液（シリカゾル）と B 液（希釈水ガラス）の吐出量をコントロールすることにより、瞬結グラウトと中～緩結グラウトを瞬時に切換えることが可能な二重管複合注入工法（二重管ストレーナ工法）用の注入システムです。

NETIS登録技術

プロポーション注入工法は国土交通省のNETIS登録技術です。登録No．QS-240013-A

特　徴

薬液注入工法の二重管複合注入工法（二重管ストレーナ工法）で使用することが可能です。
A 液と B 液の吐出量を瞬時に切替えることが出来るため、瞬結・中～緩結グラウトを容易にコントロールすることが可能です。
ゲルタイムを目視で確認できるため、施工時の安全性が高まります。
使用する薬液注入材は、多数の施工実績を有するシリカゾルグラウトが使用できます。
瞬結・中～緩結グラウトのシリカ濃度は常にほぼ一定となるため、均一な地盤改良が期待できます。
油圧3連式のダイアフラム式グラウトポンプにより、脈動の少ない注入が可能です。
万が一のリーク時にも緩結から瞬結グラウトへの切替えが瞬時に行えるためリーク防止対策にもつながります。

注入システム

プロポーション注入工法機材全景

使用注入材

プロポーション注入工法で使用する薬液注入材は、シリカゾルグラウトとなります。
シリカゾルグラウトは、水ガラスのアルカリを酸性中和剤で中和して得られた酸性シリカゾルを主剤とした耐久性に優れた無機溶液型の薬液注入材です。
金属イオン封鎖剤を含有するハードライザー・セブンは、コンクリート表面に白色の不溶性被膜（マスキングシリカ）を形成してコンクリート内部からのアルカリの溶出を抑制しかつ外部からの硫酸イオンの侵入を防いでコンクリートを保護します。

プロポーション注入工法用注入材料

種類	マスキング効果	一軸圧縮強度
クリーンロックⅣ-60	-	300kN/㎡
クリーンロックⅣ-70	-	350kN/㎡
ハードライザー・セブン・80	○	315kN/㎡
ハードライザー・セブン・90	○	400kN/㎡

豊浦砂　28日強度
相対密度Dr=60%

このページに関するお問い合わせ

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強化土エンジニヤリング株式会社　東京都文京区本郷3-15-1　美工ビル7F　TEL 03-3815-1687　FAX 03-3818-0670