ドレ一ンアン力一工法は排水機能をもつ鋼管を用い、鋼管より一定間縞で複数の可塑状ゲルによる固結体を排水孔をはさんで形成した工法です。可塑状ゲルと鋼管による補強機能、可塑状ゲルによる地盤の締固め機能、排水鋼管による排水機能等、すべての地盤改良機能を備えた斜面や崖崩れを防ぐことを目的とした画期的な地盤補強土工法です。

可塑上状ゲルは限定固結する事ができますので排水孔を生かしながらそれをはさんで限定した大きさの固結体を形成することができます。

グラウ卜パイル工法は杭の摩擦抵抗と塊状固結体の支圧抵抗により構造物を支持します。またドレ一ンパイル工法は排水機能をもつ鋼管を用いて、複数の可塑状ゲルによる固結体を形成した工法です。排水機能により排水することで液状化に対しても安定です。

谷埋盛土は谷部を盛土して有効利用できる土地を確保したものです。地山と盛土の境界部は地下水のミズミチになつている可能性があります。谷埋め盛土の安定化工法では、境界部を誘導式曲線ボ一リングを用いて排水管を設置して地下水位を低減させる
ことで、地すべり防止を図ります。また、可塑状ゲルの塊状体を形成して補強することもできます。